東京都出身の弦楽器製作家。
大学で哲学を学んだ後、宮大工として神社仏閣の修復に携わり、木に対する深い理解と高度な加工技術を身につける。その後、弦楽器の世界に魅せられ、製作と修理の道へ進む。
日本国内での修業に加え、イタリア・パルマの製作学校で学び、レナート・スクロラヴェッツァ、ルカ・プリモン、グレッグ・アルフといった名匠のもとで研鑽を積む。特に音響調整や木材の扱いにおいて高い評価を得ており、ジョルジョ・グリザレスのもとでの研修も経て、国際的な視野を持つ製作家としての地位を築いた。
現在東京都国立市に「弦楽器工房 La Stellina」を構え、ヴァイオリンを中心に、バロック楽器からモダンモデルまで幅広く手がけている。透明感のある響きと、芯のある鳴りを両立した楽器は、プロ奏者をはじめ多くの演奏家から支持されている。